外国人エンジニア採用のメリットと注意点について解説!

ITの需要が増している一方、開発に欠かせないIT人材の不足が深刻化しており、国内における人材の獲得競争が激化しています。そこで注目されている解消手段の1つが「外国人エンジニア」の採用です。当記事では、外国人エンジニアの現状や背景、採用メリットなどについて詳しく解説します。

外国人エンジニアの現状と注目の背景

各企業が積極的に採用していることもあり、日本における外国人エンジニアは年々増加しています。

厚生労働省が発表した「外国人雇用状況の届出状況まとめ」によれば、2014年の資格保有者は約14万人でした。しかし、2019年には約32万人と5年間で約2倍以上となっています。

外国人エンジニアが注目される背景として挙げられるのが、ITの人材不足と少子高齢化です。みずほ情報総研株式会社が発表した2019年に発表した「IT人材需給に関する調査」によれば、2030年には約45万人の人材不足に陥ると予想しています。

AIや5G、IoTなどデジタル技術の急速な発達・普及によってIT人材の需要が高まる一方で、日本国内ではエンジニアの供給や教育が追いついていないのが現状です。

また、少子高齢化の影響によって生産労働人口は減少しつつあり、働き手が足りていません。そのため、働き手を確保するために外国人エンジニアの注目が集まっています。

参考:「外国人雇用状況」の届出状況まとめ (令和3年10月末現在)

   - IT 人材需給に関する調査 - 調査報告書

外国人エンジニアに多い国籍は?

外国人エンジニアの中でも突出して多いのが中国籍の方で、外国人エンジニア全体の45%を占めます。中国籍のエンジニアが多い理由として「比較的に日本と距離が近い」と「同じ漢字圏である」の2つが挙げられます。

エンジニアとしての技術が一流だったとしても、仕事でコミュニケーションを取れなければ業務を遂行できません。言語的に馴染みやすく、コミュニケーションを取りやすい中国人は企業側から見て、メリットが多い人材といえるでしょう。

外国人エンジニア採用のメリット

岩本信一 福岡

外国人エンジニア採用のメリットとして次の4つが挙げられます。

  • 優秀なエンジニアを確保できる
  • 社内活性化になる
  • グローバルな開発環境の構築につながる
  • 人材不足を解決できる

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

優秀なエンジニアを確保できる

中国やベトナムなどを中心に若くて有能な人材が多い傾向にあります。そのため、採用ターゲットを日本人に限定せず外国人にも拡げることで、優秀なエンジニアの採用確率を高められます。

また、特定のスキルを要する場合、日本人エンジニアの採用が困難なケースも少なくありません。海外にも採用の幅を広げると、他社との競争を回避した効率の良い採用活動が期待できます。

社内活性化になる

外国人エンジニアの採用は日本とは異なる価値観や文化、経験を持つ人材がチームに加わり、多様性が生まれます。

多様性が生まれれば社員のモチベーションや新しいアイデアを見つけるきっかけとになり、社内の活性化にもつながるでしょう。また、優秀な人材が新しいメンバーとなるため、チームにも刺激を与えるはずです。

グローバルな開発環境の構築につながる

外国人エンジニアの採用は、社内のグローバル化につながります。グローバルな開発環境を構築できれば、海外の最新技術やトレンドなどの情報をいち早く得ることが可能です。

また、外国人エンジニアを起点として海外進出や海外顧客向けのサービスも生み出しやすくなり、グローバルな事業展開を目指せます。

人材不足を解決できる

労働人口減少などをはじめ、日本におけるITの人材不足は深刻化しています。そこで、外国人エンジニアを採用すれば、人手不足の解決につなげられます。

日本で働く外国人エンジニアの多くは、キャリア目標の達成に向けて仕事に取り組んでいるケースが多いです。知識や経験を備えて労働意欲に溢れた若者も多く、国内のみで若手エンジニアを探すよりも効率よく人手不足を解消できるでしょう。

外国人エンジニア採用時に注意したいこと、採用に至るまでのポイントとは?

岩本信一 福岡

外国人エンジニアを採用した際は、お互いが働きやすい環境を整備することが大切です。日本語に不慣れな外国人の場合、思うようにコミュニケーションが取れない可能性があります。

また、コミュニケーションが問題なく取れても、価値観の違いから仕事に対する姿勢にギャップが生じる場合も少なくありません。外国人ファーストまではいかずとも、日本の風習にすべて従わせるのではなく、お互いの良い部分を取り入れながら働きやすい環境を整備しましょう。

さらに、制度面では法律上外国人を採用する場合、就労ビザの発行が必要なだけでなく、給与・福利厚生について日本人と外国人の間に差をつけてはいけません。採用の際は十分に注意してください。

まとめ

デジタル技術の急速な発達によってIT需要が拡大していく中で人材供給が追いつかず、IT業界は深刻な人手不足に陥っています。このような状態で注目を浴びているのが外国人エンジニアの採用です。

外国人エンジニアを採用すれば「優秀なエンジニアを確保できる」「グローバルな開発環境の構築につながる」といったさまざまなメリットが得られます。日本の生活環境水準や企業待遇に魅力を感じて日本企業へ就労を希望する外国人は多く、その結果として外国人エンジニアも今後はさらに増加していくでしょう。

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